著作:『蝶の図鑑(www.j-nature.jp)』

2003年4月28日 沖縄県西表島

島の90%が亜熱帯のジャングルに覆われ、天然記念物のイリオモテヤマネコや
カンムリワシ、セマルハコガメなどめずらしい動物が生息する自然の宝庫です。

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ピナイサーラの滝

ジュラシックパークを思わせる、樹海に落ちる落差55mの滝。
上の滝の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
西表に行ったら、絶対見ないと損!

マングローブ(仲間川)

浦内川や仲間川には、ヒルギの群落があります。
マングローブとは、熱帯の海岸沿いの海水と淡水が 混じりあう場所に生育する植物の総称です。

アダン

パイナップルに似た実がなる植物です。
海岸などにたくさん生えています。


イワサキクサゼミ

日本でいちばん小さいセミです。
草むらから鳴いているので最初は、キリギリスの仲間が 鳴いているのだと思っていました。
逃げないので素手で簡単に捕まえられます。



アオミオカタニシ

西表島では、本州や四国では見られない色のカタツムリがいます。
緑色が大変きれいです。
西表島は、沖縄県で沖縄本島に次ぐ大きさの島です。
空港はなく、石垣島から高速船で40〜50分。
島の大部分が未だ人跡未踏の秘境です。

西表について、詳しくはこちらをご覧ください
http://www.churashima.net/shima/iriomote/


マングローブについて詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.mangrove.gr.jp/


マングローブ(浦内川)

浦内川の干潟には、何万匹というミナミコメツキガニが 生息しています。
また、川の上流へは遊覧船も出ていて マングローブを間近で見ることが出来ます。

上流には、マリュウドの滝とカンピレーの滝があり
この付近にも絶滅危惧種の昆虫が多く生息しています。


道路標識

西表島の道路のあちらこちらに写真のような道路標識が見られます。
このほかに、「イリオモテヤマネコ子育て中」というのもあります。


ヤエヤマヤシ

星立天然保護区にあるヤエヤマヤシの群落



ハイイロタテハモドキ発生地

2002年12月に、ハイイロタテハモドキが古見で多数確認されました。
今回、撮影に行ったのですが休耕田だった田は田植えがされていて 環境が変わっていました。
2003年に入ってから確認されていないので 冬が越せなかったと思われます。


タテハモドキ(タテハチョウ科)

古見では、ハイイロタテハモドキは見られませんでしたが タテハモドキがたくさん飛んでいました。

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月が浜

きれいなビーチの海岸です。
この海岸の林には、タイワンキマダラや
シロオビヒカゲなどめずらしい蝶が生息しています。
しかし、私が行ったときには、この不況の時代にはめずらしく 月が浜リゾートというリゾートホテルが建設中で ダンプカーがひっきりなしに通っていました。

自然を破壊する無意味な建設には、疑問を感じます。
大自然の中で生活するなら、民宿の方が良いです。
リゾートを求めるなら、グアム、ハワイに行きましょう。

タイワンモンシロチョウ(シロチョウ科)

モンシロチョウにそっくりなタイワンモンシロチョウが西表島・石垣島で発生していました。元来は、長崎県の対馬にのみ生息していました。

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タイワンキマダラ(タテハチョウ科)

もともとは日本に生息していませんでしたが1975年以降、月が浜で連続的に発生し、現在では定着していると思われます。

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★西表島で撮影した

 タイワンアサギマダラ
 タイワンキマダラ
 タイワンモンシロチョウ
 タテハモドキ
 ナミエシロチョウ
 不明なセセリ(タイワンアオバセセリ?)
 不明なセセリ(チャバネ系?)