2003年6月22日 岡山県草間台地、鳥取県鳥取砂丘

梅雨の合間のまあまあの天気。


草間台地のナラガシワ・クヌギ林







スジボソヤマキチョウ(シロチョウ科)

草間台地は石灰岩の台地です。
そのためスジボソヤマキチョウがたくさん生息しています。
6月はクリの花によくやってきます。


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ウラジロミドリシジミ(シジミチョウ科)

羽の裏側が白いのでこの名前が付いています。


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オオチャバネセセリ(セセリチョウ科)

高い山地でよく見かけるセセリチョウです。
素早く飛び、パッとアザミなどの花にとまります。


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ウスイロヒョウモンモドキ(タテハチョウ科)

極端に数が減っている種類です。
草間では、保護区を設けて保護に取り組んでいます。


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ウラギンヒョウモン(タテハチョウ科)

高原を代表するヒョウモンチョウです。
アザミやヒメジョオンの花によくやってきます。


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草間台地
岡山市から約1時間の中国山地にあります。
ナラカシワや、クヌギがたくさんあり、 多くの種類のゼフィルスや貴重な蝶が多く生息しています。






ミズイロオナガシジミ(シジミチョウ科)

平野から山地まで広く生息しているゼフィルスです。


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ヒロオビミドリシジミ(シジミチョウ科)

西日本の主に中国山地にのみ生息しているゼフィルスです。
ナラガシワの日のよく当たる葉の上で日光浴をしています。


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クロミドリシジミ(シジミチョウ科)
近年、確認された歴史の新しいゼフィルスです。
他のゼフィルスに比べて羽の裏側が赤っぽいのが特徴です。




コチャバネセセリ(セセリチョウ科)
オオチャバネセセリとは、対照的な名前が付いたセセリチョウ。
平地から山地まで広い範囲で生息しています。


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鳥取砂丘




鳥取砂丘の松林には、キマダラルリツバメという貴重なシジミチョウが生息しています。



キマダラルリツバメ(シジミチョウ科)





日本の蝶の中で、尾状突起が4本(片羽2本)あるのは、 この種だけです。





羽の表面は、きれいな青色をしています。





絶滅危惧種に指定されていて、 国の特別天然記念物にも指定されています。
南北2.4km、東西16km、最大高低差90m
日本最大規模を誇る“鳥取砂丘”。

詳細は、鳥取大砂丘ホームページをご覧ください。
http://www.sakyu.gr.jp/sakyu/index.html





普通、松林の木の上でテリトリーを張るチョウは、いませんが 例外としてこのチョウは、マツの木で生活します。
幼虫が、マツに巣を作るシリアゲアリ類と 共生しているためです。





夕方(3時過ぎ)になってから、マツの木の樹上に 縄張りを作って、侵入者があると素早く飛び追いかけます。