2003年4月6日(晴れ) 高知県別府峡




高知県の別府峡は、剣山の南側で徳島県と高知県の境に位置します。
そのため、高地にあり珍しいチョウも多く生息しています。

別府峡の近くに別府峡温泉があり、4月は菜の花と桜が。
5月には、ツツジが楽しめます。


別府峡の河原には、カラシナがたくさん咲いています。


別府峡の谷にはいると、道ばたにはヒトリシズカが可愛らしい花を付けています。


テングチョウ(テングチョウ科)

成虫で越冬するため、春暖かくなると飛んでいるのを目にします。
日の当たる暖かいところで羽を広げて日光浴します。


キタテハ(タテハチョウ科)

成虫で越冬します。たくさんのキタテハがカラシナの花の蜜を吸いにやってきていました。



ヤマトスジグロシロチョウ(シロチョウ科)

別府峡は、標高が高いためヤマトスジグロシロチョウが生息してます。
ここでは、スジグロシロチョウも同じところに生息しています。


スギタニルリシジミ(シジミチョウ科)

別府峡の河原(物部川)では、石の上に落ちている鳥の糞にやってきます。
生息場所が限られているため、四国東部では、別府峡でしか見られません。